神聖かまってちゃん現体制最後!メランコリー×メランコリーツアーファイナル!

昨年、神聖かまってちゃんのベースであるちばぎんの脱退が発表された。そして1月13日のメランコリー×メランコリーツアーのファイナルが現体制最後、ちばぎんの最後のライブになった。そのライブに参加してきた。

なんだかちばぎんの脱退とかこれが現体制最後のライブだとか最初は実感がわかなかったけど、ライブの途中からいろんなことが実感が湧きすぎて帰る道中も居ても立っても居られない!だから、つくばへ帰る高速バスに乗りながら今回のライブを振り返ってみた。


ステージの時間は3時間ほど(たぶん結構時間押した)、長いようだけど私には一瞬の出来事に思えた。今回のセトリはちばぎんがめちゃくちゃ考え抜いて作ったセトリ。特に印象的だった曲、場面について書きたい!!!

本編

最初の曲は「怒鳴るゆめ」。ちばぎん、キーボードのmono、ギターボーカルのの子の思い出の曲。ちばぎんにとっては初めて聞いた神聖かまってちゃんの曲らしい。「ルールルラーラ」が印象的。最初っから気合十分の演奏で迫力に気迫に圧倒されてしまって序盤から涙がでてしまった。

その後、最近新しいMVの出た「るるちゃんの自殺配信」、「ゆーれいみマン」と続く。神聖かまってちゃんっぽいポップな曲調だったりするのにすごく内容がヘビー。なんだか心の中にある疎外感的な部分を突くどころか貫いてくる。心が痛い。

最近出たほうのMV
前からある方のMV

ライブは進み、「夕暮れの鳥」「映画」「夕暮れメモライザ」とゆったりとした夕方っぽい曲が続いた、切ない。特に「夕暮れメモライザ」が聞いてて苦しかった。これからリスタートするちばぎんはどんな気持ちでセトリにこの曲を選んで、どんな気持ちでこの曲を演奏したのだろう。

そして夜が来た。レーザーを使った演出で星空のような光景ともに「おやすみ」「夜空の虫とどこまでも」が演奏された。神聖かまってちゃんを気が狂ったバンドだと思っている人は多いかもしれないけどそれだけじゃないのよ。の子の声のエフェクターも含めた音楽と演出で幻想的な空間ができあがっていました。ちなみにレーザーに60万かかったらしい。

こっから「Girl2」「バグったのーみそ」「塔を登るネコ」と盛り上がる曲でどんどん熱量が上がっていく。神聖かまってちゃんのメンバーや客全体の衝動が大きくなっていくのを感じた。のーみそバグっちまえってここらへんからなった人も多いと思うし私もなった。ライブハウスでくらい衝動出してもよくないですか?こういう時に衝動とか感情とか晒さないといろんな気持ちが乏しくなってしまうと思いませんか?

そしてここにきて「ぺんてる」。自分の気持ちとジャポニカ学習帳を重ねた曲。なんだか生きにくい世の中やそんな周りに振り回されてしまう自分へのもやもやについての曲だと私は思っている。「人生についてまだ悩んでいるのに、どうしようもない抗えない風のようなものに巻き上げられていつの間にかゆっくり、なりたくもないのにいつの間にか大人になりました。どうしようもない大人になりました」と私は解釈している部分がある。その部分がとてもライブで切なかった。私は会場の結構前の方でライブを見ていたのだが、周りには私と同年代やちょっと年下の若者もいれば40代くらいに見える男性女性、さらにはちょっとしたおばあちゃん位に見える人だって。立派な大人に見える人達がたくさんいた。印象的だったのが、私の前にいたいい歳の男性がこの曲で泣いていたのだ。ふと周りをみると他にも大人たちが泣いていて、私も泣いていて、ボーカルのの子も泣いていた。なんと表現したらいいのかわからないけど、立派だと思える大人たちだっていろいろ思うところがあるのだ、と思う。わかんないけど。苦しいね。

ぺんてる

本編最後は「2年」。2年後に今を笑えるよう生きようぜってめちゃくちゃ超絶いい感じのお別れ。でも、まだ終わりじゃないって叫びながらステージから出ていった。ここまでくるの本当に一瞬だった。

本編でのMCでは、みさこの子monoがそれぞれ別々のこと話してて、それをちばぎんが突っ込んでたり、ちばぎんの話を遮って話し出すの子とかなんだか微笑ましかった。ちばぎんが冗談いったら私たちお客さんきょとんとしちゃったりもして。

アンコール

アンコールは「天文学的なその数から」「ロックンロールは鳴り止まないっ」「フロントメモリー」と続く。何度も言うけど「ロックンロールは鳴り止まないっ」は私にとって本当に名曲で、これが4人で鳴らす最後のロックンロールは鳴り止まないだって言われて、この曲の最後を聞き、本当に終わりをやっとしっかりと実感した。今回のライブ、すごい「終わりは来ないとか言ってたけど終わりは来るんだよ」って何度も言ってた。終わりは絶対来るらしい。気づいてしまった。寂しい!!!

ダブルアンコール

ダブルアンコール、ちばぎんが最後に選んだ曲は「23才の夏休み」。会場全体で大合唱。この曲にはキラカードというワードが出てくる。

あの日僕にくれたあのキラカードその背中に張り付けてやるよ

「23才の夏休み」の歌詞より

今日、これが実際に行われたのだ。ちばぎんとの子は幼稚園の同級生なのだけど、幼稚園生の頃にちばぎんからぱくったキラカードをの子が家から見つけてきた。それを楽曲中にちばぎんの背中に張り付けた。みんなその光景を見ながら泣き笑い。ちばぎんも泣き笑い。

そのあと、最初の案ではダブルアンコールでやる予定だった「怒鳴るゆめ」。怒鳴るゆめの合唱から始まって演奏。「終わりの終わりまでおわらせない」っていってもう何回も何回も「ルールルラーラ」。神聖かまってちゃんのメンバーも私たちお客さんもまだ終わらせてたまるかって感じだった。

「喧嘩もたくさんしたけど思い出はきらきらでずるい」っていってたのが印相的だった。神聖かまってちゃん4人で一列になってありがとうっていって帰っていった。の子をちばぎんが肩車してステージから出ていくのを見るのももう最後かとおもうととっても寂しいけど、終わりはやってきてしまった!しょうがない!ちばぎんの脱退は家庭だったりを大切にした結果だし!終わりは絶対に来るもの!


神聖かまってちゃんは本当に本当に大好きだ!TMPの記事でもうすでに何度か書いている。でも書きたくなってしまった!彼らのライブに嘘はないから!こんなに身を削って何かを表現しようとできるの本当にすごい。心に秘めているもの大事にしたいね。心に秘めてるお客さんたちからそれを引き出して見せる力もすごいと思った。このライブではそれができる。お客さんたちの衝動を爆発させてその衝動まで受け止めてる!気がする!

もっと冷静に記事をかけるといいのだけれど私にはこれが精一杯!私の感じだ今日のライブ!

ちばぎんに幸あれ!神聖かまってちゃんに幸あれ!私たちに幸あれ!

(まこ)