学園祭ライブ2019レポート【TENDOUJIが鳴らす幸せの音色】

2019年11月4日午後3時。冷たい風が吹く石の広場で、ホイッスルが鳴った。The fans の『The Name Of The Game』だ。

オーレーオレオレオレーと歌うBGMにのせ、TENDOUJIの4人がステージに現れた。楽器をかつぎ体勢を整えるとBGMが止まり、辺り一帯に緊張感が張り詰めた。

その緊張を一気に切り裂くかのごとくアサノケンジ(Gt,Vo)が雄叫びのようにカウントし、『Killing Heads』でライブの幕が開けた。観客のボルテージは一気に上がり、“Ah ah ah”と一緒に歌う人、手を挙げる人、体を揺らす人など、一人ひとりが自由に心地良くTENDOUJIの音楽を浴びていた。

1,2,3,4!!!!

続けて、UKロック感の強い軽快なイントロで『Kids in the dark』を繰り出した。会場のボルテージはまだまだ上がり続ける。Kidsといえば、今回のライブを観ている人の中に子供も多く見られた。TENDOUJIの鳴らす音に合わせて体を揺らしたり跳ねたりしている姿は、本当に微笑ましく感じた。音楽に年齢制限なんてないってことをTENDOUJIは私達に教えてくれる。

興奮冷めやらぬ中、4人から新曲の告知。「学生に“買って”なんていうのもどうなんだろうね」笑い混じりにそう言う姿に、優しさが感じられた。

オオイナオユキ(Dr)

そしてそのリリース前のシングル「COCO」から3曲を一気に披露!なんて贅沢なのだろう!!様々なフェスやライブで経験を重ね洗練された演奏から生まれるメロディは、とどまるところを知らない。会場に響く彼らの新たな自信作が歩く人の足を止め、観客の数はどんどん増えていく。

「じゃあこっからは好きにやらせてもらいますね」アサノがそう言うと、『Get Up!!』が始まった。

Everything is not good on way
But singing to me and singing to me
And take it to you, don’t you worry!!

『Get Up!!』

この歌詞のように、音楽はいつでも私達の味方であり、なかでもTENDOUJIの音楽は本当に聴く人を幸せにしてくれる。野外の広く開放的な空間に放たれる彼らの音楽を聴いたことで、それをより強く感じた。

ヨシダタカマサ(Ba)

終盤、『THE DAY』を演奏する頃には、青かったつくばの空は薄くオレンジに染まっていた。夕暮れ空に響く、叫ぶようなサビがとても印象的だった。吹く風は冷たかったが、TENDOUJIの演奏はとても熱い。

モリタナオヒコ(Gt.Vo)

『GROUPEEEEE』を終え一旦ステージから降りた4人だったが、アンコールがかかるとすぐさまステージに戻ってきてくれた。「他のところもまわりたいだろうからね」とアサノ。どこまでも優しい!!今年の学園祭ライブを締めくくる一曲は、『Something』だ。

I’ll find and give to you.
It’s place of you.
Cause that you’re my something.
I’m making a laugh of you.
Cause I want to be your something.

『Something』

TENDOUJIは最後に強い強いメッセージを残していった。あなたの何かでありたいというその想いがあってこそ、素晴らしい楽曲の数々が生み出されるのだろう。およそ1時間、大ボリュームの12曲を披露した。会場を後にする観客は、みな大満足の表情だった。

いい表情!!

私達TMPが主催した学園祭ライブに、今年は色んな方々が来て下さいました。筑波大生はもちろん小さな子どもや親世代の方々、留学生などがごちゃ混ぜに音楽を楽しんでいたのがとても印象的です。

お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!!!今後もTMPの活動に注目していて下さい!

Photo by Takuto Okamoto

Written by Yuma Nagamura