君は、はるまきごはんというボカロPを知っているか。

ボーカロイドPといえば、誰を思い浮かべるだろうか。ハチ、wowaka、Neru、40mP、じん・・・。僕がボーカロイドにどっぷり浸かっていた中学時代は、名だたるPたちが群雄割拠していた時代だった。

それと比較して、今ではボーカロイドの時代は終わったとか、衰退したとか言われている。これに対する僕の考えは、ノーである。この答えの背景には、あるアーティストの存在が大きい。そのアーティストこそが「はるまきごはん」である。

はるまきごはんが持つ才能

まずはこのMVを視聴してほしい。

はるまきごはん/ メルティランドナイトメア

幻想的なサウンドと初音ミクの調声の親和性に驚くのも束の間、1:40頃に入る「きょく・え・どうが はるまきごはん」の文字。これほどの完成度の高い作品を全て一人で作っていたとは・・・と初めてみたときは驚きが止まらなかった。

はるまきごはん/アスター

はるまきごはんらしさをシティ・ポップに落としこんだような楽曲である。僕はこの曲のせいで(おかげで)、はるまきごはん沼に引きずり込まれてしまってしまった。MV中に登場するキャラクターたち、解釈が分かれる歌詞などもリスナーたちがリピートし、シェアする理由になっている。

最後に紹介するこの楽曲は、今年6月末に発表された新曲で、YouTubeとニコニコ動画で2バージョンが投稿されている。YouTubeでははるまきごはん本人が、ニコニコでは初音ミクがボーカルを行う。MVには再会のテーマにふさわしく、バージョンごとに2人の主人公が登場している。

はるまきごはんが及ぼす影響

彼は間違いなく、これからのボカロ文化を牽引していく存在になるだろう。すでにそのような存在になっているとも言える。「再会」の発表と同時に、彼を中心としたアニメーション制作スタジオである「スタジオごはん」も開始された。他アーティストへの楽曲提供も積極的に行なっている。音楽とアニメーション双方に渡る彼の活動に、今後も目が離せない。(しげの)