歌詞に。

TNP新加入の一年、りじです。(tonightはとても楽しかった…。)

よろしくお願いします。(初投稿につき。)

歌詞で。

音楽を聴く人には2種類の人がいます。メロディから入る人と歌詞から入る人。

私は前者であり、歌詞すら響きとして受け取ります。そんな私が唯一、歌詞で他の曲も聴いてみたいと思ったアーティストがいます。

Mr.Children

画像引用元 http://www.mrchildren.jp/img/other/artistphoto1809.jpg

誰しも一度は聴いたことのあるアーティストだと思います。キャッチーなメロディやサビでの耳に残るフレーズも多いですが、そんな彼らの曲だからこそ、流されがちな歌詞について紹介したいと思います。

特に今回注目したのは比喩。感情や事象を表現するのがとにかくうまい!

そこで、3曲の私の好きな歌詞を紹介します。改めて立ち止まって歌詞を見直せるきっかけになれば嬉しいです。

1.くるみ

知る人ぞ知る名曲「くるみ」から。

簡単に紹介すると、元カノ・くるみに対して、自分の迷いを一人でに問いかけながら、踏み出していくストーリーです。

その中で注目したのは、失敗や遠回りに対して表現されたこの歌詞です。(2番のサビより。)

どこかで掛け違えてきて 気付けば一つ余ったボタン
同じようにして誰かが 持て余したボタンホールに
出会うことで意味が出来たならいい

ボタンを掛け違えてずれることは一度は経験あるのではないでしょうか。そんな生活の一部からメッセージを切り取って当てています。

身近なところから書かれた表現。ふと気づかされるような歌詞。好きです。

余談ではありますが、この「くるみ」の歌詞ではファンの間でも様々な意見が飛び交っています。

「くるみ」の解釈です。

「くるみ」=「来る身」=「未来の自分」

「くるみ」=「来未」=「未来の逆」=「過去」

「ボタン」で「くるみ」を表現しているなど。

それぞれの解釈で何に問いかけているのかが変化し、この曲の聴こえ方が大きく変わってきます。ぜひ。

2.365日

言わずと知れた名曲「365日」から。

Mr.Childrenを代表する「純愛」を書いたものです。愛や恋の微妙に揺らぐ感情が絶妙に表現されています。

この曲で注目したのは、「雨が降る」の表現です。(2番のサビより。)

砂漠の町に住んでても 君がそこにいさえすれば
きっと乾きなど忘れて暮らせる

サビの前半は分かりやすい歌詞です。君がいれば何もいらないという感じ。注目したいのはここからです。

そんなこと考えてたら 遠い空の綿菓子が
ふわっと僕らの街に 剥がれて落ちた

砂漠における雨というのは満たされた生活や環境とも言えます。そんなこと考えてたらいつの間にか雨が降ってきた(環境も満たされた)という感じ。この歌詞言ってしまえば、「気付いたら雨が降ってきた」というだけですが、雨が降ってきたと言わずにそれを言い切ります。「空の綿菓子が剥がれて落ちた」…良きかな。

3.エソラ

ライブの定番「エソラ」から。

歌詞を書くボーカルの桜井さんは、「絵空事」や「夢物語」のように、「事」や「物語」がつく事でネガティヴになる言葉があるということで、「事」を取ってタイトルに「エソラ」とつけたそうです。

紹介するのは、桜井さんが「音楽」について表現した貴重な歌詞です。(2番のサビより。)

やがて音楽は鳴り止むと分かっていて
それでも僕らは今日を踊り続けてる
忘れないために
記憶から消すために

ー「忘れないために」「記憶から消すために」ー 矛盾したこの二つの表現はまさに音楽の二つの役割を表しています。

今この忘れたくない時間をこの曲とともに。

忘れたい記憶をこの曲で。

Oh Rock me baby tonight.


次回 tonight も楽しみです。