音楽好きならキャロチューを見たほうがいい

どうも、みぃこです。(みなさんお元気ですか)

今回は、今期放送している「キャロル&チューズデイ」というアニメから”音楽”について触れていきたいと思う。

キャロル&チューズデイとは

“火星に移り住んでから50年になろうという時代。

多くのカルチャーはAIによって作られ、人はそれを享楽する側となった時代。

ふたりは偶然出会った。

歌わずにいられなかった。

音を出さずにいられなかった。

ふたりなら、それができる気がした。”(公式HPより)

物語の舞台はこんな感じ。境遇は違うが同じ夢をもつふたりの少女が出会い、ともにミュージシャンを目指し世の中に旋風を巻き起こす「奇跡の7分間」のお話。というのだが、内容だけでなく、主題歌、挿入歌、さらにタイトルなどから、音楽好きを唸らせる要素が多い。物語の進むテンポも良く、作画もすごく綺麗で、アニメとしてもおすすめしたいが、今回は音楽の観点から、キャロチューがいかに素晴らしいかを紹介しようと思う。

キャラクターは2人1役

キャロチューは初めから世界を視野に入れて制作されており、
「世界のどこに持っていっても通じる音楽にしたいということが絶対的にありました。そう考えたときに日本語だと壁ができてしまうので歌詞は英語となり、自然と外国のアーティストに頼むことが多くなりました」(制作発表会にて 渡辺信一郎総監督より(以下、監督))
と、毎回登場人物たちが歌を披露するのだが、そのどれもが英語詞である。日本人の声優が歌うと、どうしても不自然になる部分があるため、1つのキャラクターに対し、物語パートは声優が、音楽パートは全世界オーディションより選出された海外のシンガーの、2人が担当している。これにより、世界中で、音楽パートだけは、制作されたそのものを使用されるし、どこの国でも、制作側の想いを受け取ることができる。この例は「マクロスF」などにも見られ、物語パートと音楽パートでガラリと雰囲気が変わるため、初めて見たときはとても衝撃を受けた。ミュージカルを見ているようなそんな感覚だった。

主人公のふたり。左チューズデイ、右キャロル

楽曲制作陣がえぐい

キャロチューは「音楽そのものをテーマとした作品」で、使用される楽曲は、豪華である。まさに、えぐい。 BGMは、カナダ出身のアーティストMockyが担当している。こんな記事を書いてるにも関わらず、恥ずかしながらキャロチューを見るまでMockyのことは存じ上げなかった。気になって調べてみると、監督の言う通り、Mockyの曲は映像が浮かんできて、まるで、自分が物語の中にいるような感覚にさせてくれる。監督の映像もそれに合わせて鼻歌を歌ってしまいそうになるので、まさにこのタッグは必然的であった。そんなMocky。実は3月に、我らTMPにとってお馴染みのBar FROGというライブハウスにて、来日公演ツアーのライブをしていたみたいです。ああ、知るのが遅かった…。めっちゃ悔しいです。
さらに、オープニング曲は、日本を飛び越え世界で活躍するNulbarichが手がけた。おしゃれな曲であるのはいうまでもなく、始まりは主人公の2人に合った可愛く素朴な印象を受けた。だが、サビの部分になると一気に華やかになり、街中で聴いていると踊り出しそうになってしまう。 (アニメでは実際に踊っている)


その他にも、エンディングを担当するBenny Sings、Thundercat、Lido、Tim Rice-Oxley(Keane)、Alison Wonderland、日本からも津野米咲(赤い公園)、⭐︎Taku Takahashi(m-flo)、Cero、D.A.N.など豪華な制作陣すぎる。
私自身、ロックが好きなので、KeaneのTimにとても反応したのだが、全ての音楽好きが見ても、絶対興奮するやろ!っていう顔ぶれなので、気になる方は、公式HPのmusic欄にてチェックしてほしい。
私も洋楽はあまり詳しくないため、これを機に漁ってみようかな…

タイトルに隠れる秘密

とりあえず、今日(’19.6.22)までの既出のタイトルを列挙するので、一読してほしい。
#1 True Colors
#2 Born to Run
#3 Fire and Rain
#4 Video Killed the Radio Star
#5 Every Breath You Take
#6 Life is A Carnival
#7 Show Me The Way
#8 All The Young Dudes
#9 Dancing Queen
#10 River Deep, Mountain High
#11 With or Without You
#12 We’ve Only Just Begun
お分かりいただけただろうか?いや、別に心霊現象を見せようとしたわけじゃないんやけど…。第一話から気づいた方もいるかもしれまない。そう。これ、既存の楽曲のタイトルから付けられてる。
#1から順に、Cyndi Lauper / Bruce Springsteen / James Taylor / The Buggles / The Police / The Band / Peter Frampton / Mott the Hoople / ABBA / Ike & Tina Turner / U2 / CARPENTERS
各タイトルと、内容がリンクする箇所があり、曲のタイトルに込められた想いを知っていると、より物語を楽しめるようになっている。
もうこれだけでも、監督の音楽マニアぶりがわかるのに、さらに、登場キャラクターがある有名な音楽レーベルの創始者の名前だったり、楽曲提供したThundercatがコーチェラを模したフェスに登場したり…。音楽好きが唸る要素満点。結構コアな内容も多いので、難しいけど。

コーチェラを模したフェスに登場するサンダーキャット

コーチェラを模したフェスに登場するサンダーキャット

おわりに

今回は音楽をおすすめする、というよりは、アニメをおすすめする記事になってしまった。しかし、こういった音楽マニアによる遊び心溢れる作品は、私たちの心を揺さぶってくる。今回洋楽や海外アーティスト、プロデューサーなど、新しい発見も多くあり、アニメを介して新しい音楽に出会うことができる。そういった体験をぜひみなさんにもしていただきたい。