音楽の語り場

どうも、きゃんです。

五月二十九日に筑波大学にて開催されたTMP主催の「音楽の語り場」をご存知ですか?

サカナクション主催の「音楽のススメ」を見た企画者が、その熱量に心打たれ発足しました。

具体的には、ロケットダッシュレコードの代表である伊香賀守さんをお招きして、音楽について語り合う企画です。今回は実験的にTMPメンバーのみが議論に参加しました。

今回のテーマは「音楽にハマったきっかけ」でした。

参加者たちは自らがどんな風に音楽を楽しみ、どんな風に音楽にハマったかを語っていきました。筆者は椎名林檎さんの「茎」を取り上げ、その楽曲を収録したアルバムについてお話ししました。このアルバムは、曲が対称になるように並べられていて、その構成に感動したことで私の音楽人生は始まりました。

そのほかの参加者の方々も、自分のルーツとなる音楽についてお話してくださいました。

いくつかご紹介します。

・中学校の頃、周囲の友達とは趣味が合わず、黙々と図書館で古い渋谷系のアルバムをあさる日々。そんな日々も今では思い出深く、豊かな音楽体験の礎になっているのです。

・キラキラ輝くステージ上のmiwaさんを見にライブへ足を運ぶように。知らない音楽がかかるとなんだか悔しく、さらに曲を聴きこんでいったそうです。同じ音楽でみんなと盛り上がることの楽しさは、いくつになっても変わらないものです。

・「世界ではどんな音楽が流行っているんだろう?」と海外メディアをリサーチ。テクノに惹かれ、さらに知ることによって、より深い音楽の世界へ。

・幼少期からフェスに連れていかれ、はしゃぐ大人が怖いと感じていた。ある時、この曲を耳にしてから、「音楽っていいかも!」と思うように。

印象深かったのはTMPメンバーであるながむらさんのエピソードです。高橋優さんの楽曲から、音楽にハマり、近所のCDショップに通うようになったそうです。小学校六年生にしてCDショップに通って、目を輝かせながら棚を見上げる姿を想像すると、音楽に初めて没頭したときの感動を思い出しました。

そのようなそれぞれのきっかけが今へつながり、これからの人生もずっと音楽によって彩られていくことでしょう。最後のフリートークでは「自分自身のきっかけを思い返してみる体験はなかなかなく、単なる趣味という段階からより深みが増した」「個人個人の音楽にまつわるストーリー知ることができ、音楽体験の楽しさを再認識した」などの感想がでるなど、充実し、実りあるイベントになったと思います。